Vol.9 flower yokohama1st anniversary


 

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今年10月24日に1周年を迎えるflower 横浜店。それを記念して、元flowerの池田泉さんがデザインを手がけるブランド〈PUR(ピュール)〉とのコラボレーションが実現。持ち手のリボンと底部分のカラーがポイントになった使い勝手の良いトートバッグが限定リリースされます。今回はいまも変わらない人気を誇る池田さんとflower 横浜店店長の佐伯さんの対談を掲載します。早速どうぞ!

 

──まず、今回flowerと〈PUR〉がコラボレーションすることになった経緯を教えてください。

S:flower 横浜店が10月24日で1周年を迎えるんですが、せっかくだから記念にflowerに縁のある人と何かやりたかったんです。私はflowerに入る前からZipperで池田さんを見ていて個人的にもファンだったので・・・

I:ほんとうに?(笑) あんまり面と向かって言われることなかった(笑)。

──今回のアイテムはトートバッグなんですね。

S:〈PUR〉のアイテムをflowerらしくアレンジしました。打ち合わせを重ねながら、デープリボンや底の生地の色をセレクトしてようやく完成したんですよ。

I:私と同年代の人がママバッグとして使うことがけっこう多いらしくて。トートでも、ちょうど良い大きさのものってあんまりないんですよね。

──そもそも自分のブランドを始められたきっかけは何だったんですか?

I:〈PUR〉では単純に自分が好きなものを作りたくて。自己満……自己満ですね(笑)。ほんとうに小さい規模でやっていくつもりだったので、ここまで人気が出るとは思いませんでした。すごく嬉しいです。

──ここからはお二人に共通の質問をさせていただきます。まず、いまのファッションの気分は?

S:歳をとるにつれて「洋服に着られたくない」と思うようになりました。自分ありきの洋服、というか、自分に合う洋服を選ぶようになりましたね。そうすると、結局シンプルな洋服を選ぶことが多くなりました。自分は身長もあるので……

I:私は雑誌も見ないし、流行が全然分からないんですよ(笑)。自分のスタイルってずっと変わらなくて。色んな挑戦もしたいんだけど、いつも同じような洋服を選んでしまうんです(笑)。自分でブランドもやっているんですが、まわりに「ちゃんと流行を追ったほうが良いよ」とか言われて。逆に自分が好きで作ったものがたまたまトレンドで「これ今っぽいよ」と言われることもあります(笑)。

 ──憧れるけど、自分は似合わない格好って?

I:佐伯みたいな格好。こういう、色の落ちたデニムにスニーカーを合わせるのとか、スタイルが良くないと無理ですよね。

S:池田さんにそう言ってもらえるなんて嬉しすぎる……!

I:私はこういうハットも似合わないし。

 ──そうですか? 一回被ってみたらどうでうすか?(笑)

 

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I:ほら、こんな感じ(笑)。中折れがダメで、キャラ的に丸い形のほうが合いますね。

S:池田さん、顔が小さすぎて帽子がかなり大きく見えます(笑)。

──お二人が毎シーズン買ってしまうものって?

S:デニムかな・・・家にはいま10着くらいあります。半分が古着。

I:花柄のアイテムかな。ワンピースとか。あとはコンバース。

──気になる本、人、ものを教えてください。

S:最近また中島らもさんが気になっています。サブカルにはずっと興味があって。

I:本は読まないんですけど(笑)、そのかわりに「エル・ア・ターブル(elle a table)」っていうエルが出している料理本は毎月買っています。すごく楽しい(笑)。

S:池田さんは料理本も出していますもんね。

I:うんまあ(笑)。実はティーン誌の連載もいくつか持っています。ちなみに最近は野菜ばっかり食べているんですよ。ベジタリアンなんです。

 ──え? お肉をまったく食べないんですか?

I:あ、お肉も食べます。

 ──それはただ野菜が好きな人ですね(笑)。

I:そうですね、そうだ(笑)。とりあえず野菜が好きなんですよ(笑)。

──ちなみに佐伯さんは池田さんの料理本を見て参考にしたりするんですか?

S:見て・・・ない(笑)。

全員:(爆笑)

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──正直で良いですね(笑)。お店はどこがお勧めですか?

S:横浜の「もつしげ」。ここが美味しすぎてほかに行けないんですよ。

I:そういうところって、仕事が終わってから行くの?

S:そうですね。スタッフと一緒に行きます。そこのつくねがすごく美味しいんですよ。生のピーマンの上にのせて食べるんです。

I:美味しそう! 赤提灯(あかちょうちん)系?

S:うん。

I:私もそういうところ好き。祐天寺の「ばん」とか。

──「ばん」! 有名ですよね。二人ともオシャレさよりも、味でご飯を選んでいるんですね。

I:そうですねー。あと、いまは「シズラー」の常連です。「AWKichen」も。ほんとうに野菜ばっかり食べています。それも、できれば有機野菜が良くて。

S:茅ヶ崎にあるカレー屋の「ちょうたら」も好き。ほんとうにインド人が食べるようなカレーが出てくるんですよ。

 ──いま会いたい人は?

S:質問の答えにはなっていないと思うんですけど、自分が入ったときに雲の上の存在だった先輩とこの前結婚式で会う機会があって、そのときに対等に話ができたことが嬉しかったですね。ちなみに一番憧れていたのは小田さんという方で、当時はディレクターでした。仕事のオンオフの使い分けがすごく上手くて、仕事中はすごくストイックなのに、終わったあとはすごく女の子っぽくなるんです。女子としてのあり方を教えてもらいましたね。

I:料理家の有元葉子さん。この人がプロデュースするグッズがすごく人気なんですよ。調理器具とかお皿とか。こういうの、私もやりたいなって思ったのが〈PUR〉を始めたきっかけでもあるんですよ。この方は料理学校を出たわけでもなくて、何十年も主婦をやって経験を積んでこられたので、家庭でも役立つ料理ばかりなんです。使っているエプロンとかもすごくお洒落で。

 ──理想の女性像は?

S:少女らしさを忘れない人。

I:家族とか仕事とか、すべての役割をまんべんなくこなせる人かな。

 ──何か直近の目標はありますか?

S:後輩に憧れられる人になりたいです。

I:今後も自分の好きなことを仕事に繋げていきたいです。

──好きなことを仕事にするために必要なことは?

I:具体的な目標に向かって毎日やるべきことをコツコツやることだけですね。

──それはけっこう説得力がありますね。最後に、お互いを一言でいうとどんな人?

S:可愛いサバサバ人間。

I:愛されキャラ、かな。薄いコメントっぽいけど(笑)。いつも笑顔だし、怒っているイメージがないです。後輩には怒っているらしいんですけど(笑)。

 

 

 PUR

 ” 外にいるときも部屋の中でもいつも好きなものに囲まれて生活したい “そんな女の子の願望を叶えるトータルライフスタイルブランド。女の子なら誰でも持っているときめきを大切に。ひとつひとつのものを、ひとりひとりの出会いを、大切にしたい気持ちを込めてハンドメイドの商品も多く展開しています。

HP  http://purtokyo.shop-pro.jp/

 

池田泉

学生の時から雑誌「Zipper」の看板読者モデルとして活躍し、現在は出産を経て育児を含めたライフスタイルを綴ったブログが好評。料理の分野にも活動を広げ、おかずからお菓子までの幅広いレシピの開発やテーブルコーディネートなども行っている。
公式 blog http://ameblo.jp/asbs-izumi/
公式Twitter  https://twitter.com/izumiikeda
公式instagram  http://instagram.com/xxizumi123xx

 

flower横浜店

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TEL:045-620-6325 営業時間10:00-21:00

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